人生のメンター
人生には不思議な縁がある。
特に人生へ教えをくれる人を人生のメンターと呼んでいる。
人生のメンターは直接、働きかけなくとも人生を導いてくれる。
導きが良いか悪いかは自分で判断すればよいと思っている。
一番、身近な人生のメンターは親であり、兄弟であると考えている。
幾つかの人生の分岐点でメンターが現れる。
良い縁なら受け入れればよい。
悪い縁は少しずつ、遠ざける。
悪い縁をプツンと断ち切る人がいるが、私には難儀である。
人の念は怖いと感じるからだ。
悪い念は受けないほうがいい。
小学生くらいから、私は母親から相談を受けるようになった。
両親の離婚時のいざこざの間にも入った。
話したら「え?」と言われる場面も沢山あった。
母親の人生に一緒になって振り回されていたら、自分の人生が疎かだと気がついたのが20歳頃。
母親という呪縛から解放された私。
そこから人生がどんどん豊かになっていくのを感じた。
学校でも職場でも良いメンターに出会えたから今の自分が在ると思っている。
私も誰かの善きメンターでありたいと切に願う。