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aritaiの日記

何になりたいかより、どう在りたいかを考えて生きています

エピソード3:帯状疱疹

合宿免許は卒校へと向かった。

後半は毎日、運転する楽しい教習だった。

ここで、伝説のエピソードを。

 

通常、18日間かかる合宿が終わらず、1か月経とうとしている勇者がいた。

20歳くらいの男性。

噂によると彼はどうしても、右足でアクセル、左足でブレーキを踏んでしまうらしい。

衝撃的なエピソードは教習中に教官に注意され、「ガンダムは左足(右かも?)でジャンプするんだよー!!」と叫んだらしい。

(解説)

当時、ゲームセンターでガンダムを操縦するゲームがあったらしい。で、ゲームの操作は両足を使うものだったらしい。

私が合宿を終える頃にも彼はガンダムと戦っていた。

 

話を戻しますね。

 

合宿が残り数日となったある日。

身体が怠く、発熱と頭痛の症状が出現。

当時18歳、若さは強い。

何とか最終日になった。

最終日前夜に風呂に入って気が付いた。

左上腕から背中にかけて皮膚が赤くなっているのだ。

よく分からないがビリビリチクチクした痛みを伴った。

何とか、合宿免許を終えて、帰りの飛行機に乗った。

帰宅して、水疱形成(水疱瘡みたいなもの)し、調べて帯状疱疹だと気が付いた時には重症化していた。

高熱、頭痛、神経痛で歩くのがやっとな感じだった。

皮膚科受診し、点滴し、内服もした。

が、今でも神経痛は残っているし、水疱の跡も残っている。

デルマトームによるとT2神経節に感染したことが、今では分かる。

 

帯状疱疹は小児期の水疱瘡のウイルスが神経根でお休みしていて、成人になり免疫が低下すると、帯状疱疹となって現れる。

今は水疱瘡のワクチンにより、水疱瘡は減っているが、成人、特に高齢者の帯状疱疹は増加傾向である。

核家族化が進み、子供が水疱瘡を家庭に持ち込んで、大人の免疫ブーストが起きなくなったのも一つの要因らしい。

 

Take Home Message

帯状疱疹は皮膚科に受診してください

・大人(50歳以上)はワクチンを受けると重症化が防げます

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